カコガワ ジユン
Kakogawa Jiyun
水主川 純 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 教授・基幹分野長 |
|
論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 当科における婦人保護施設入所中妊婦の検討 |
掲載誌名 | 正式名:日本周産期・新生児医学会雑誌 ISSNコード:1348964X |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)日本周産期・新生児医学会 |
巻・号・頁 | 45(3),759-762頁 |
著者・共著者 | 水主川 純, 定月 みゆき, 箕浦 茂樹, 松下 竹次 |
担当区分 | 筆頭著者,責任著者 |
発行年月 | 2009/08 |
概要 | 2007年1月〜2008年12月に著者らの施設で分娩した婦人保護施設入所妊婦63例、およびその出生児65例について検討した。1)母体の平均年齢は26.5歳で、外国籍は4例、初産婦は37例、未入籍症例は56例であった。また、婦人保護施設入所の理由は経済的理由が50例(79.3%)と最も多かった。2)初診時平均妊娠週数は29.8週で、13例は妊娠35週以降であった。3)主な母体合併症はクラミジア感染症15例、精神神経疾患12例、早産3例、双胎妊娠2例などであった。4)平均分娩週数は39.1週で、分娩様式に関して帝王切開は8例で行われた。5)出生児の周産期死亡例は認められなかったが、28例は低出生体重児、呼吸障害などの理由で小児科入院を要した。更に20例が養育困難のため乳児院保護となった。6)医療費の支払い状況については、55例(87.3%)が児童福祉法に定められた入院助産制度を利用した。 |
文献番号 | 2010041782 |