カコガワ ジユン
Kakogawa Jiyun
水主川 純 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 教授・基幹分野長 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 周産期のリスクマネージメント 妊婦健診未受診妊婦と婦人保護施設入所中の妊婦に関する現状と問題点 |
掲載誌名 | 正式名:日本周産期・新生児医学会雑誌 ISSNコード:1348964X |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)日本周産期・新生児医学会 |
巻・号・頁 | 44(4),1104-1106頁 |
著者・共著者 | 水主川 純, 定月 みゆき, 箕浦 茂樹, 松下 竹次 |
担当区分 | 筆頭著者,責任著者 |
発行年月 | 2008/12 |
概要 | 2007年1月〜12月に当科で分娩した妊婦健診未受診妊婦(以下;未受診妊婦)9例と婦人保護施設入所中妊婦(入所妊婦)22例を対象に、事例背景や母児の周産期事象について検討した。未受診妊婦群の平均年齢は27.2±6.2歳で、事例背景として外国籍が1例(11%)、未入籍が7例(78%)、妊娠相手と音信不通が1例(11%)あった。未受診の理由は「経済的理由」が7例(78%)、「離婚調停による多忙」が1例(11%)、「妊娠や出産に対する強い不安」が1例であった。出生児の事象として低出生体重が2例(22%)、呼吸障害、黄疸、巨大児が各1例(11%)あった。入所妊婦群は平均年齢27.7±5.2歳で、外国籍が2例(9%)、未入籍が21例(95%)、妊娠相手と音信不通が19例(86%)あった。入所の理由は「経済的理由」が18例(82%)、「DV被害」が1例(5%)、「性的暴力による妊娠」が1例であった。出生児の事象として低出生体重が3例(14%)、早産が3例、呼吸障害が3例、黄疸が2例(9%)、巨大児、口唇口蓋裂が各1例(5%)あった。 |
文献番号 | 2009113083 |