カコガワ ジユン
Kakogawa Jiyun
水主川 純 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 教授・基幹分野長 |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 当科におけるHIV陽性女性の腹腔鏡4例 |
掲載誌名 | 正式名:日本産科婦人科学会東京地方部会会誌 ISSNコード:02885751 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)東京産科婦人科学会 |
巻・号・頁 | 57(1),5-7頁 |
著者・共著者 | 桝谷 法生, 大垣 洋子, 岡田 朋美, 山本 直子, 中西 美紗緒, 岡 朱美, 水主川 純, 定月 みゆき, 五味淵 秀人, 箕浦 茂樹 |
発行年月 | 2008/03 |
概要 | 当科においてこれまでに経験したHIV陽性の腹腔鏡4例について報告し、腹腔鏡手術の利点について考察した。症例1は当院皮膚科入院中のスクリーニングでHIV陽性が判明し、その後挙児希望あり、人工授精を5回施行して妊娠に至らなかったため、腹腔鏡を施行。症例2は献血の際にHIV陽性が判明。挙児希望あり、人工授精5回施行しても妊娠に至らず腹腔鏡を施行した。症例3は他院での妊婦健診でHIV陽性判明し、同院で帝王切開術施行。その後当院での治療を希望して当院エイズ研究センターに転院し、婦人科検診目的で当科受診時に卵巣嚢腫を認め、その後、増大傾向認めたために腹腔鏡下手術を施行した。症例4は献血の際にHIV陽性が判明し、挙児希望があり、人工授精8回施行するも妊娠に至らず腹腔鏡を施行した。腹腔鏡手術は術者の感染リスクなど数々の点で他の術式より有利であり、HIV以外の感染症合併患者とほぼ同様の扱いで手術が可能であると考える。(著者抄録) |
文献番号 | 2008170489 |