カコガワ ジユン
Kakogawa Jiyun
水主川 純 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 教授・基幹分野長 |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 遺伝性巨大血小板血症を合併した卵巣線維腫の1例 |
掲載誌名 | 正式名:日本産科婦人科学会東京地方部会会誌 ISSNコード:02885751 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)東京産科婦人科学会 |
巻・号・頁 | 51(1),42-44頁 |
著者・共著者 | 水主川 純, 山本 阿紀子, 伊藤 めぐむ, 服部 里佳, 堀川 隆, 川野 由紀枝, 永松 あかり, 小石 麻子, 中江 華子, 井上 潤, 五味淵 秀人, 箕浦 茂樹 |
担当区分 | 筆頭著者,責任著者 |
発行年月 | 2002/03 |
概要 | 64歳.遺伝性巨大血小板血症の診断で血液内科で経過観察中,血小板数は自動測定で1〜3×10^4/μlで推移しているが,出血傾向はなく,検診で卵巣腫瘍を指摘された.内診で手掌大腫瘤を認め,CT及びMRIで骨盤内に径10cm大の辺縁整な充実性腫瘤を認めた.腹式単純子宮全摘,両側付属器切除を施行し,病理診断は左卵巣線維腫であった.術前血小板数は自動測定で1.6×10^4/μl,目視法で4.6×10^4/μlあったが,術中,止血に難渋しなかった.術直後,濃厚血小板を20単位輸血した.術後経過は問題なく,術前に血小板機能,臨床的出血傾向の有無,止血凝固能を把握することで手術,術後の管理が可能であった |
文献番号 | 2002234450 |