ハシモト ヤスノブ   Hashimoto Yasunobu
  橋本 恭伸
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   講師
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読なし
表題 透析腎癌を発見するための検査では何が有効か 各検査法の感度の比較
掲載誌名 正式名:腎癌研究会会報
掲載区分国内
出版社 (一社)腎癌研究会
巻・号・頁 (36),21-22頁
著者・共著者 小内 友紀子, 近藤 恒徳, 橋本 恭伸, 小林 博人, 塩見 興, 田邉 一成, 中澤 速和, 伊藤 文夫
発行年月 2009/03
概要 2003〜2007年に透析腎癌として手術を施行した78腎を対象に透析腎癌発見のための検査法の感度を比較した。1)病理学的所見では腎癌72例、ACDKのみで腫瘍なし3例、オンコサイトーマ2例、腎血管筋脂肪腫1例であった。2)超音波検査、CTスキャン、MRIを比較したところ、造影CTの感度が91.6%と最も高く、超音波検査77.5%で、これに続いていた。3)腫瘍が存在しなかった3例において特異度は造影CTが最も高かった。また、検査陽性推定率は超音波検査の95.7%が最も高かった。4)透析腎癌の診断感度は造影CTが最も優れていたが、超音波検査の感度も高く、簡便さ、造影剤アレルギーの点からは第一選択の検査として問題ないと思われた。
文献番号 2009202245