オカモト トシヒロ
Okamoto Toshihiro
岡本 俊宏 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 教授・基幹分野長 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 細菌性スーパー抗原性毒素によるT細胞活性化,T細胞の分化成熟の機序,γδ型T細胞の悪性腫瘍除去における役割,co-receptor ICOSの疾患発症における役割等の解析 |
掲載誌名 | 正式名:東京女子医科大学総合研究所紀要 ISSNコード:09114491 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 東京女子医科大学総合研究所 |
巻・号・頁 | 21,29-30頁 |
著者・共著者 | 内山 竹彦, 今西 健一, 八木 淳二, 藤巻 わかえ, 加藤 秀人, 秋山 徹, 有村 裕, 張 華, 陳 露秋, 趙 吉子, 小柳 円, 高橋 尚人, 小林 博人, 岡本 俊宏, 大西 礼子 |
発行年月 | 2001/07 |
概要 | スーパー抗原によるT細胞活性化機序,トレランスの誘導機序を解析した結果,以下の事が明らかになった.1)新生児発疹性疾患はMRSA感染症で,スーパー抗原によるT細胞過剰活性化に起因する疾患である,2)マウス胸腺NK T細胞中の特殊なタイプはco-receptor ICOSを発現する,マウスCD4+T細胞はTCRとICOSの刺激でTh2タイプの応答を亢進し,細胞内のAktを活性化する,3)劇症A群レンサ球菌感染症では起炎菌の組織侵襲性が重要な役割を果たす,4)ヒト胸腺中のCD4+T細胞はアナジーへの感受性が高く,機序としてチロシンキナーゼLckとチロシンホスファターゼCD45間の相互作用の欠陥が起因する,5)腎癌患者ではγδ型T細胞の増殖を認め,抗腫瘍免疫療法にγδ型T細胞移入が有効である,6)ヒトCD8+T細胞はCD4+T細胞に比しIFN-γ産生が強く,IL-2産生が低い,7)スーパー抗原SEA封入浸透圧ポンプ埋設マウスでは,応答性T細胞画分の増幅が特定のVβエレメントとCD4/CD8に依存し,メモリー反応が惹起される |
文献番号 | 2002131662 |