クラミツ ユウジロウ
Kuramitsu Yuujirou
倉光 祐二郎 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 助教 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | スタンダードステムとショートステムを用いたTHAの短期成績の比較 |
掲載誌名 | 正式名:Hip Joint ISSNコード:03893634 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 日本股関節学会 |
巻・号・頁 | 45(1),402-407頁 |
著者・共著者 | 宗像裕太郎†, 倉光祐二郎, 森田裕司, 岡崎賢 |
発行年月 | 2019/08 |
概要 | 同一術者が行ったanterolateral-supine MIS approachの初回THAで、1年以上経過観察した連続120関節を対象に、スタンダードステムを使用した60関節(A群)とショートステムを使用した60関節(B群)に分け、短期成績を比較した。その結果、A群で平均手術時間が有意に短かった。平均術中出血量、術前後のJOAスコア、合併症の発生率に有意差はなかったが、JOAスコアは全例が術前後で有意に改善していた。X線学的評価では、stress shieldingはA群では小転子の遠位まで進展し、B群では小転子の近位に限局したものが多くみられた。Radiolucent lineはA群ではステムの近位、B群ではステムの先端に多くみられた。3mm以上のradiolucent lineはA群でのみ認められた。Cortical hypertrophyや3mm以上のstem subsidenceは有意差がなかった。ショートステムはスタンダードステムに比べ近位での荷重伝達を実現し、短期成績に差はないと考えられた。 |
文献番号 | 2020110479 |