オオツル タダヒコ   Ootsuru Tadahiko
  大鶴 任彦
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   非常勤講師
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 Rectangular curved short stemを用いたTHAの経験
掲載誌名 正式名:Hip Joint
ISSNコード:03893634
掲載区分国内
出版社 日本股関節学会
巻・号・頁 43(2),883-886頁
著者・共著者 宗像裕太郎†, 倉光祐二郎, 大鶴任彦, 森田裕司
発行年月 2017/08
概要 rectangular curved short stem(RCSS)を使用した初回THA症例46関節(男性8関節、女性38関節、平均年齢68歳)を対象に、3種類のRCSSについて検討した。観察期間は3〜12ヵ月で、対象を使用RCSS別にSMF群21関節、Fitmore群17関節、Minima群8関節に分類し、手術時間、術中出血量、JOAスコア、最終観察時のX線変化、合併症について比較した。その結果、平均手術時間はMinima群が他群と比較して有意に短く、手術時間、JOAスコアは3群間で有意差を認めなかった。最終観察時のX線は、各群でステム近位および先端部に約1〜2mmのRL出現例を認めたが、全周性出現例はなかった。小転子より遠位に至るSS、corticalはFitmore群の1例に認められた。合併症は3mm以上のステム沈下を4関節(8.7%)で認め、その内3関節がSMF群であった。再置換例、その他の合併症はなかった。
文献番号 2018082925