オオツル タダヒコ
Ootsuru Tadahiko
大鶴 任彦 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 非常勤講師 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | Anterolateral-supine approachで施行したTHAの習熟曲線の検討 |
掲載誌名 | 正式名:日本人工関節学会誌 ISSNコード:13457608 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)日本人工関節学会 |
巻・号・頁 | 46,113-114頁 |
著者・共著者 | 宗像裕太郎†, 森田裕司, 大鶴任彦, 加藤義治 |
発行年月 | 2016/12 |
概要 | Anterolateral-supine approachで施行した初回THAの90関節を、30関節ずつ初期群、中期群、後期群に分け、それぞれの手術時間、術中出血量、カップ設置角、合併症について検討した。その結果、手術時間は後期群で有意に短縮がみられたが、後期群では83.3%でショート・ステムを使用しており、Zweymueller型が主体の初期群、中期群との単純比較はできないものと思われた。術中出血量は中期群で有意に少なく、後期群ではむしろ増加傾向にあり、その原因を明らかにすることはできなかった。カップ設置角に関しては、いずれの群も目標設置角である外方開角40±5°、前方開角20±5°の範囲内に設置されていたが、分散で検討した目標設置角内達成率は後期群で有意な改善がみられ、習熟による成果と考えられた。合併症に関しては、各群2〜4関節ずつ認め、習熟により有意に減少させることはできなかったが、いずれも拘縮例、肥満例、骨脆弱例に対する大腿骨操作時、展開時の骨折等が主体で、更に習熟を重ねることで減少させることができると考えられた。 |
文献番号 | 2017161567 |