オオツル タダヒコ
Ootsuru Tadahiko
大鶴 任彦 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 非常勤講師 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 骨軟部悪性腫瘍切除に伴う近位大腿骨欠損に対してのModulus stemを用いた再建術の検討 |
掲載誌名 | 正式名:Hip Joint ISSNコード:03893634 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 日本股関節学会 |
巻・号・頁 | 39,962-967頁 |
著者・共著者 | 宗像裕太郎†, 森田裕司, 大鶴任彦, 加藤義治 |
発行年月 | 2013/08 |
概要 | 骨軟部悪性腫瘍切除に伴う近位大腿骨欠損に対するModulus stemを用いた再建術について検討した。骨軟部悪性腫瘍切除に伴う近位大腿骨欠損に対してModulus stemを用いて再建術を施行した6例を対象とした。診断は肝細胞癌骨転移が2例、腎細胞癌骨転移が1例、前立腺癌骨転移が1例、POEMS症候群の骨髄腫病変が1例、平滑筋肉腫に対する大腿骨合併切除後にKotz型人工骨頭で再建術を施行された後に生じた遅発性感染が1例であった。2mm以上の明らかなステム沈下をPOEMS症候群に対して施行した1例に認め、二期的に再置換術を施行した。2例が死亡し、いずれも肝細胞癌の骨転移であった。歩行能力は、6例中3例は術後3週程度で1本杖歩行安定し、感染から抜去に至った症例を除いては歩行能力の低下は認めなかった。合併症は、ステム沈下、感染を1例に認めたが、周所再発、脱臼、肺塞栓は認めなかった。 |
文献番号 | 2014096813 |