ムラガキ ヨシヒロ   Muragaki Yoshihiro
  村垣 善浩
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   客員教授
論文種別 総説
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 【難治疾患克服への可能性-エビデンスのない領域への挑戦-】小児脳腫瘍の未常識
掲載誌名 正式名:脳神経外科ジャーナル
ISSNコード:0917950X
掲載区分国内
出版社 日本脳神経外科コングレス
巻・号・頁 29(1),25-34頁
著者・共著者 藍原康雄†, 千葉謙太郎, 村垣善浩, 川俣貴一
発行年月 2020/01/25
概要 小児脳腫瘍は稀少疾患であり難治疾患であるため、今後も明らかな治療に関するエビデンスが得られる可能性は低い。ただし、実臨床に際してはエビデンスがないことを十分に理解したうえで、治療の可能性を探る必要がある。単に技量が優れているから治療を行うのではなく、そこには治療医の哲学、十分な経験からくる評価があるはずである(いや、なければならない)。今回は小児難治性脳腫瘍のうち、頭蓋内胚細胞腫、視神経膠腫、脳幹部腫瘍治療において、直近5〜10年間で「何が変わり、何が変わっていないのか」を疾患概念・治療法などについて総括する。そして、積極的治療の適応がないとされる難治性症例を提示しつつ、稀少例、難治例に対する治療の考え方を学ぶ機会となれば幸いである。(著者抄録)
DOI 10.7887/jcns.29.25
文献番号 U527220004<Pre 医中誌>