タニグチ ヒロト
Taniguchi Hiroto
谷口 浩人 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 非常勤講師 |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | TKA合併症 血管造影および塞栓術をおこなった人工膝関節術後関節血症の1例 |
掲載誌名 | 正式名:日本人工関節学会誌 ISSNコード:13457608 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)日本人工関節学会 |
巻・号・頁 | 43,723-724頁 |
著者・共著者 | 谷口 浩人†, 伊藤 匡史, 加藤 義治 |
担当区分 | 筆頭著者,責任著者 |
発行年月 | 2013/12 |
概要 | 48歳女。関節リウマチ(RA)で、コントロールはアバタセプト、メトトレキセートで行った。7年前に右人工膝関節置換術(TKA)を施行され、特に問題のある経過を認めなかった。左膝のTKAを施行され、術後から断続的に左膝の腫脹と疼痛を認めた。関節穿刺を頻回に施行され、血性の穿刺液が吸引された。歩行、立位などを少なくするなど活動度を下げる事により、関節腫脹と疼痛が治まるが、急ぎ足や階段歩行などを行うと、再び増悪するという経過を繰り返した。血管造影は、下行膝動脈の関節枝と下行膝動脈より近位で分枝する無名動脈から関節内側へ血流が供給されている所見であった。下行膝動脈関節枝、無名動脈それぞれにゼラチンスポンジ顆粒を用いての塞栓術を施行した。左膝の腫脹と熱感は沈静化し、階段歩行や急ぎ足などの日常動作を施行しても、腫脹や疼痛は認めず、左TKA術後からT字杖を使用して歩行していたが独歩が可能となった。 |
文献番号 | 2014316700 |