セキ ヤスフミ
Seki Yasufumi
関 康史 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 助教 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 腎機能低下患者における下垂体前葉機能検査の評価 |
掲載誌名 | 正式名:日本内分泌学会雑誌 ISSNコード:00290661/2186506X |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)日本内分泌学会 |
巻・号・頁 | 95(Suppl.Update),32-33頁 |
著者・共著者 | 関康史†, 市原淳弘 |
担当区分 | 筆頭著者 |
発行年月 | 2019/06 |
概要 | 下垂体前葉機能低下症92例を対象に、ホルモン値と年齢、BMI、腎機能の関連を単相関および重回帰分析で検討した。下垂体前葉機能検査の3者負荷試験はコルチコレリン、プロチレリン、ゴナドレリン酢酸塩を用い、GHRP-2負荷試験はプラルモレリン塩酸塩を用いた。その結果、推定糸球体濾過量(eGFR)は年齢と有意な負の相関を示した。ACTHとIGF-1は重回帰分析で年齢と有意に相関した。LHはBMIと有意な負の相関を示した。FSHは年齢と有意に相関し、BMIと有意な負の相関を示し、重回帰分析では年齢、BMIが有意な説明変数であった。GHRP-2負荷試験後GH頂値と3者負荷後FSH頂値はBMIと有意な負の相関を示した。3者負荷後ACTH頂値、コルチゾール頂値、TSH頂値、LH頂値はeGFR、年齢、BMIと有意に相関しなかった。加齢がACTHとIGF-1に影響することから、下垂体前葉負荷試験は腎機能に関わらず有用と考えられた。 |
文献番号 | 2019331950 |