ツチヤ ケン
Tsuchiya Ken
土谷 健 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 特任教授 |
|
論文種別 | その他 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 【検査項目と異常値からみた-緊急・重要疾患レッドページ】(1章)全身疾患 Na代謝異常 |
掲載誌名 | 正式名:臨床検査 ISSNコード:04851420/18821367 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)医学書院 |
巻・号・頁 | 63(4),376-378頁 |
著者・共著者 | 神山 貴弘, 土谷 健 |
発行年月 | 2019/04 |
概要 | <文献概要>ナトリウム(Na)は細胞外液における主要な陽イオンであり,細胞外液の浸透圧を規定している.そのため,血清Na濃度を適正な範囲に維持することは重要であり,主に腎臓がその役割を担っている.低Na血症では倦怠感,頭痛などを,高Na血症では口渇感,脱力感などをきたすが,症状が目立たず血液検査で初めて異常を発見されることも多い.血清Na濃度の異常をきたす原因としては,体内のNa量の増減または細胞外液量の増減が考えられる.そのため,血清Na濃度の異常をみた際には,Naの出納のほかに,溶媒である自由水の出納についても考える必要がある.本稿で概説する検査項目は,このようなNaと自由水の出納を評価するうえで有用なものである. |
文献番号 | 2019184506 |