ヤギシタ ダイゴ
Yagishita Daigo
柳下 大悟 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 寄附部門准教授 |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
招待の有無 | 招待あり |
表題 | 【心臓デバイスの進歩】心臓突然死に対する除細動治療 植込み型除細動器(ICD)、皮下植込み型除細動器(S-ICD)、着用型除細動器(WCD) |
掲載誌名 | 正式名:医学のあゆみ 略 称:医のあゆみ ISSNコード:00392359 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 医歯薬出版(株) |
巻・号・頁 | 265(8),640-644頁 |
著者・共著者 | 柳下大悟† |
担当区分 | 筆頭著者 |
発行年月 | 2018/05 |
概要 | 心臓突然死(SCD)は冠動脈治療やスタチン、アンジオテンシン変換酵素阻害薬、β遮断薬などの登場により減少傾向となったが、今なお主要問題であることに変わりはない。アメリカでは年間30〜35万人の突然死が発生しており、その多くは心室頻拍(VT)や心室細動(VF)といった致死性不整脈が原因である。VT/VFによるSCD予防として内服治療には限界があり、抗頻拍ペーシングや除細動治療が唯一の有効な治療である。除細動治療には長い歴史があり、体外式除細動器の開発からはじまり植込み型除細動器へと発展を遂げ、小型化されてきた。心内へリードを留置し前胸部へ本体を植え込む植込み型除細動器(ICD)は、20年以上変わらない確立されたシステムとなった。一方、心血管内へリードを留置することの問題点を克服すべく、近年、皮下植込み型除細動器(S-ICD)が開発され注目されている。また、非植込み型デバイスとして着用型除細動器デバイス(WCD)も開発された。本稿では、これらICD、S-ICDおよびWCDについて概説する。(著者抄録) |
文献番号 | 2018212063 |