スワ クニアキ
Suwa Kuniaki
諏訪 邦明 所属 医学部 医学科(附属足立医療センター) 職種 非常勤講師 |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 【心臓移植における免疫抑制剤の使用経験】東京女子医科大学東医療センターにおける免疫抑制剤の使用経験 |
掲載誌名 | 正式名:今日の移植 略 称:今日の移植 ISSNコード:09160094 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)日本医学館 |
巻・号・頁 | 26(1),73-80頁 |
著者・共著者 | 布田伸一†, 菊池朋子, 諏訪邦明, 三橋哲也, 下倉和修 |
発行年月 | 2013/02 |
概要 | 心臓移植の生存曲線は、移植後1年間の周術期における生存率低下(約20%)をすぎると、その後は移植心冠動脈病変や悪性腫瘍のために、右下がり(毎年約3〜4%)に直線的に低下していく。心臓移植後急性期の管理は、シクロスポリンやタクロリムスを代表とするカルシニューリン阻害薬の使用方法の工夫などにより、以前に比して良好になったが、慢性期の問題は依然として残っており、近年の心臓移植管理のトピックは慢性期の管理に移ってきている。この問題解決に重要な役割を演ずるのが、2007年3月にわが国でも承認されたエベロリムスである。当施設では移植後20年を経過している症例も散見されるため、エベロリムスは他施設に比して移植後経過年数が長い症例でも使用されている。今後は、心臓移植を定着させた標準的三薬併用療法にエベロリムスなどを加えた新たな管理方法が確立されていくに違いない。(著者抄録) |
文献番号 | 2013181469 |