ヌノダ シンイチ
Nunoda Shin'ichi
布田 伸一 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 特任教授 |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 【臓器移植における内科医の役割】心臓移植における内科医の役割 |
掲載誌名 | 正式名:移植 略 称:移植 ISSNコード:05787947/21880034 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)日本移植学会 |
巻・号・頁 | 50(2-3),112-117頁 |
著者・共著者 | 布田伸一† |
担当区分 | 筆頭著者 |
発行年月 | 2015/08 |
概要 | 外科領域から始まった心臓移植は,移植前では,その適応判定から,そこに至るまでの重症心不全治療,さらには移植待機中の治療も含め,内科医が中心になって行う医療である。いったん移植が行われれば,移植後急性期の拒絶反応の検査および治療,感染症のコントロール,さらには薬剤有害事象への介入,慢性期に至っては,移植心冠動脈病変,悪性腫瘍,腎機能障害,等々に対して,循環器内科医以外の多種の内科医の参加が必要となってくる。さらには,アドヒアランス維持,精神発達,等のためには,多職種が関与した NBM も必要である。わが国では,心臓移植領域,特に移植後管理に関与する内科医はきわめて少ない。諸外国においては内科医が心臓移植医療の中心的役割を担っており,わが国においても少しでも多くの内科医の関心が得られるようなシステム作りが必要である。心臓移植実施例数もその結果増えてくるであろうと期待される。 |
DOI | 10.11386/jst.50.112 |
文献番号 | 2016052255 |