ムナカタ ユウタロウ   Munakata Yuutarou
  宗像 裕太郎
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   准教授
論文種別 症例報告
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 セラミックオンセラミックTHAの術後7年で破損した一例
掲載誌名 正式名:日本人工関節学会誌
ISSNコード:13457608
掲載区分国内
出版社 (一社)日本人工関節学会
巻・号・頁 48,295-296頁
著者・共著者 成島 聡美†, 谷口 浩人*, 宗像 裕太郎, 吉本 伸之, 岡崎 賢
発行年月 2018/12
概要 75歳女。7年前に右人工股関節置換術(THA)を施行し、その1年前には左(THA)を施行しており、いずれも同じ機種のアルミナCoC(セラミックオンセラミック)で、右は48mm径カップ・32mm径ヘッド、左は28mm径ヘッドであった。術後経過は良好であったが術後7年4ヵ月に右股関節に異音を自覚し、その後荷重時痛により歩行困難となり、単純X線でライナー破損を認めたため手術施行となった。手術所見では関節内にMetallosisを認め、ヘッド、カップのリム、ネックのテーパー部分に損傷はなく、ポリエチレンライナーとセラミックヘッドによる摺動面の再置換のみを行った。ヘッドには金属製スリーブを併用してセラミック骨頭を設置した。破損の原因として、4mm前後の薄いセラミックライナー厚の影響が考えられた。
文献番号 2019177164