オカザキ ケン
Okazaki Ken
岡崎 賢 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 教授・基幹分野長 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 膝離断性骨軟骨炎に対する年代別の治療成績とスポーツ復帰状況 |
掲載誌名 | 正式名:日本整形外科スポーツ医学会雑誌 ISSNコード:13408577 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)日本整形外科スポーツ医学会 |
巻・号・頁 | 38(1),65-69頁 |
著者・共著者 | 田代 泰隆†, 岡崎 賢, 岩本 幸英, 中島 康晴 |
担当区分 | 2nd著者 |
発行年月 | 2018/03 |
概要 | 目的:膝離断性骨軟骨炎(osteochondritis dissecans;OCD)に対する治療成績を年代別に検討した。方法:対象は2005年以降に半年以上観察した20例24膝(男16例19膝)で、年齢中央値13歳だった。結果:12歳以下の8膝は骨端線開存例で、7膝は保存療法、病変不安定な1膝は掻爬・吸収ピン固定で治癒した。13〜15歳の8膝は、保存無効や病変不安定性のため手術施行し、骨硬化部に掻爬・ドリリングを加え、不安定な4膝は吸収ピン固定、遊離例は摘出と骨軟骨柱移植をおのおの1膝行ない、軽快した。16歳以上の8膝は骨端線が閉鎖しており、遊離例の5膝は骨軟骨柱移植を行なって良好に骨癒合、軽快した。スポーツをしていた18例は治療後約6〜9ヵ月で復帰した。結語:膝OCDでは病期と年齢・骨端線閉鎖に応じた治療選択が重要であろう。(著者抄録) |
文献番号 | 2018307051 |