スノセ ヒロシ
Sunose Hiroshi
須納瀬 弘 所属 医学部 医学科(附属足立医療センター) 職種 教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 乳幼児の顔面神経麻痺評価におけるタブレットデバイスの使用の試み |
掲載誌名 | 正式名:Facial Nerve Research ISSNコード:0914790X |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 日本顔面神経学会 |
巻・号・頁 | 37,80-82頁 |
著者・共著者 | 金子 富美恵†, 小川 晴夏, 須納瀬 弘* |
担当区分 | 責任著者 |
発行年月 | 2018/02 |
概要 | 当科で加療した5歳未満の顔面神経麻痺の患児7例(男児3例、女児4例、平均2歳7ヵ月)を対象に、タブレットデバイスでの撮影を伴う評価を行い、柳原法評価のための10項目をとらえる試みを行った。7例全例において、指示あるいは啼泣によって、安静、強い閉眼、額のしわ寄せ、口角引き締めに加え、軽い閉眼、口角下制、鼻翼を動かす、の7項目が評価可能であり、平均は8項目であった。口すぼめは0歳児を含む5例(71.4%)で評価可能であったが、頬膨らませは3歳以上での2例に留まり(28.6%)、ウインクを初診時で評価できた例はなかった。先天性麻痺を含む4例を臨床的に完全麻痺と判定(25.0〜31.3%)、先天性麻痺以外には1mg/kg/日以上のプレドニゾロンの漸減投与をアシクロビルと併用して行った。不全麻痺と判断した症例は3例、1例の耳炎性麻痺を除いた他の2例は前医でプレドニゾロン投与を開始されていた紹介例であり、再増量せずに漸減とした。先天性麻痺を除く6例全例が1年以内に最高スコアに達し、いずれも擬似スコアにて100%であった。 |
文献番号 | 2019173632 |