マルコ イチロウ
Maruko Ichirou
丸子 一朗 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 准教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 業務用ホッチキス(nail gun)による穿孔性眼外傷に対し硝子体手術を施行した1例 |
掲載誌名 | 正式名:眼科 ISSNコード:00164488 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 金原出版(株) |
巻・号・頁 | 56(6),775-779頁 |
著者・共著者 | 石川 悠, 丸子 一朗, 坂本 拡之, 森 優, 飯田 知弘 |
担当区分 | 2nd著者 |
発行年月 | 2014/05 |
概要 | 61歳男。業務用ホッチキスの針交換に誤って左眼にホッチキス針が飛入して受傷した。開瞼するとホッチキス針は角膜中央部から水晶体および一部虹彩を貫いており、前房は消失していた。X線写真上、ホッチキス針の針先までの長さは23mm程度で、その針先は頭部CTで確認すると網膜まで到達していたが、黄斑部と視神経は避けて下方を向いていた。網膜剥離は確認できなかった。全身麻酔下で緊急手術を施行した。術後、網膜剥離や眼内炎などはみられず、術後2ヵ月目の視力は角膜縫合糸を残した状態で左0.5と比較的良好であった。術後約3ヵ月の時点で角膜抜糸および眼内レンズ縫着術を施行した。2回目の手術後の最終視力は左0.5と良好で、黄斑部の光干渉断層計においても中心窩に異常はみられていない。 |
文献番号 | 2014273422 |