イイダ トモヒロ
Iida Tomohiro
飯田 知弘 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 教授・基幹分野長 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 網膜静脈分枝閉塞症における黄斑虚血の評価 |
掲載誌名 | 正式名:臨床眼科 ISSNコード:03705579/18821308 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)医学書院 |
巻・号・頁 | 71(10),1533-1539頁 |
著者・共著者 | 三上 侑利子, 小暮 朗子, 古泉 英貴, 新田 恵理, 小川 友紀, 飯田 知弘 |
担当区分 | 最終著者 |
発行年月 | 2017/10 |
概要 | 目的:網膜静脈分枝閉塞症(BRVO)における黄斑虚血の評価において,フルオレセイン蛍光眼底造影(FA)による無灌流領域(NPA)と,レーザースペックルフローグラフィ(LSFG)によるmean blur rate(MBR)との関連を検討した。対象と方法:対象は,黄斑部にNPAを伴うBRVO 26例26眼。平均年齢は63.7±11.2歳であった。中心窩を中心とした3mm円内において,閉塞領域および対側の健常灌流領域のMBR比とNPA面積との関連を検討した。結果:NPA面積は,平均0.57±0.46乳頭面積であった。閉塞領域のMBR/健常灌流領域のMBR比は平均82.6±10.2%であり,MBR比とNPA面積は有意な負相関を示した(r=-0.46,p=0.019)。結論:LSFGによる血流解析は黄斑部の毛細血管および毛細血管前後の細動静脈における灌流状態を反映し,ある程度虚血性変化を把握でき,LSFGによりBRVOにおける黄斑虚血を評価できる可能性が示唆された。(著者抄録) |
文献番号 | 2017404404 |