マルヤマ タカシ   MARUYAMA Takashi
  丸山 隆志
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   非常勤講師
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 Germ cell tumorの増殖能と細胞浸潤について
掲載誌名 正式名:神経免疫研究
ISSNコード:0915-1540
掲載区分国内
出版社 「脳と免疫」研究会
巻・号・頁 10,77-80頁
著者・共著者 久保 長生, 加藤 宏一, 田鹿 安彦, 村垣 善浩, 丸山 隆志, 河本 竹正, 高倉 公朋
発行年月 1997/12
概要 シソーラス用語:腫瘍侵入性; 免疫組織化学; Hyaluronan Receptors; 胚細胞腫(病理学); 細胞増殖
チェックタグ:ヒト
Abstract:頭蓋内Germ cell tumor(GCT)に関しての予後因子としての増殖能や細胞浸潤,CD44の発現等に関する検索はあまり多くない.20例のいわゆるGCTについて,通常の病理学的検索にplacental alkaline phosphatase(PLAP), UCHL-1, L-26, CD44, GFAP, MIB-1等の免疫組織化学的検索を行った.20例のGCTの内訳はgerminoma,14例,germinoma with STGC 6例,embryonal carcinoma 1例である.GCTには多数のlymphoid cellの浸潤が見られるが,MIB-1陽性は殆どが大型の腫瘍細胞であり,germinoma 28.9%,germinoma with STGC 34.9%,embryonal carcinoma 48.0%である.浸潤リンパ球は腫瘍細胞間にはT cellが多く,B cellは集束してみられた.増殖能とリンパ球浸潤度とは関係がなかった.しかし,CD44は浸潤性の強い症例では腫瘍細胞間に多数陽性所見を呈している.GCTは腫瘍細胞と宿主の様々な組織反応が見られる腫瘍である
文献番号 1999018422