タテイシ ミノリ
Tateishi Minori
立石 実 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 助教 |
|
論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 補助人工心臓を植込み後の合併症に対する集約的治療の適応と課題 |
掲載誌名 | 正式名:適応医学 略 称:適応医 ISSNコード:1342-9787 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 日本適応医学会 |
巻・号・頁 | 21(2),31-37頁 |
著者・共著者 | 服部英敏†, 山本恵理, 菊池規子, 鈴木敦, 市原有起, 駒ヶ嶺正英, 立石実, 志賀剛, 西中知博, 齋藤聡, 新浪博, 山崎健二, 萩原誠久, 布田伸一 |
発行年月 | 2018/07 |
概要 | 症例1は19歳男性で、15歳時に健診で心室性期外収縮、心拡大を指摘された。MRI、心臓カテーテル検査等から左室徽密化障害と診断した。心不全増悪による入退院を繰り返し、植込み型除細動器植込みを施行した。17歳時に補助人工心臓が植込まれた。退院後、心不全による入退院を繰り返した。右心不全の治療として、アンブリセンタンから浮腫の副作用の少ないマシテンタンへの変更を選択した。治療後、自覚症状の改善、胸部X線像上における胸水の改善を認めた。症例2は51歳男性で、30歳時に会社の健診で心電図異常、胸部X線像で心拡大を指摘された。36歳時に心不全症状を呈し、特発性拡張型心筋症と診断された。40歳時に心不全症状を呈し、植込み型除細動動器付き両心室ペースメーカ植込み術を施行した。労作時呼吸困難の増悪、BNP、腎機能の増悪を認め、51歳時に補助人工心臓植込み術を施行した。術後53日目に、失語、左口角下垂、左側Barre徴候陽性を認めた。右中大脳動脈閉塞に対して血栓回収療法を行った。脳梗塞後遺症として、高次機能障害および左上下肢麻痺が残存した。 |
文献番号 | 2018339883 |