サトウ ヤスト
Satou Yasuto
佐藤 康仁 所属 医学部 医学科 職種 非常勤講師 |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | Minds(medical information network distribution service)における診療ガイドライン作成支援とFAQ(frequently asked questions) |
掲載誌名 | 正式名:東京女子医科大学雑誌 略 称:東京女子医科大学雑誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 88(Extra1),E27-E34頁 |
著者・共著者 | 佐藤康仁†*, 畠山洋輔, 森實敏夫, 遠藤源樹, 清原康介, 小島原典子, 山口直人 |
担当区分 | 筆頭著者,責任著者 |
発行年月 | 2018/01 |
概要 | 2010年代以降、診療ガイドラインの作成方法は世界的に大きく変化した。わが国では、2014年にMinds(Medical information network distribution service)がGRADEアプローチを参考にした新しい診療ガイドラインの作成方法『Minds診療ガイドライン作成マニュアル』を示している。Mindsが実施する診療ガイドラインの作成支援においては、ガイドライン作成の実務担当者から頻繁に尋ねられる質問がある。診療ガイドラインの作成現場においては、本マニュアルの参照だけでは理解しにくい事項や、実務的にはどのように扱うべきかなどの疑問が発生している。そこで、本稿では診療ガイドライン作成の実務担当者からしばしば受ける質問とそれに対する回答を示した。診療ガイドライン作成における作業の流れは、1.準備、2.スコープ作成、3.システマティックレビュー、4.推奨作成、5.最終化、6.普及・導入・評価となる。本稿は、この流れに沿って質問と回答をまとめた。診療ガイドラインの作成においては、作成過程を透明化することで、不偏性(中立性)を確保している。これにより信頼できる診療ガイドラインの作成を実現している。一方で、診療ガイドラインの作成方法は、世界的に変化を続けている。診療ガイドライン作成の最新の動向はMindsウェブサイトを参照いただきたい。 |