マスイ ケンタ
Masui Kenta
増井 憲太 所属 医学部 医学科 職種 准教授 |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
招待の有無 | 招待あり |
表題 | 副甲状腺癌の一例 |
掲載誌名 | 正式名:診断病理 ISSNコード:1345-6431 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 35(4),309-313頁 |
著者・共著者 | 近藤早枝香、増井憲太、尾身葉子、都倉桃子、永井絵林、山本智子、岡本高宏、長嶋洋治 |
担当区分 | 2nd著者 |
発行年月 | 2018/10 |
概要 | 症例は60代,男性。原発性副甲状腺機能亢進症のため,隣接甲状腺組織とともに左上副甲状腺摘除された。副甲状腺全体が腫瘍に置換され,周囲脂肪組織に舌状突出,甲状腺組織に浸潤していた。内部にはthick fibrous bandと静脈侵襲がみられた。腫瘍は多形性を伴う主細胞様細胞から構成されていた。腫瘍細胞はPTH陽性,parafibromin陰性,Ki67標識率は1%未満だった。増殖能こそ低いが,浸潤性増殖,thick fibrous band,静脈浸潤の存在から,副甲状腺癌と診断した。 |