イチハラ アツヒロ
ICHIHARA Atsuhiro
市原 淳弘 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 教授・基幹分野長 |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 【高血圧の先制医療】 遠隔テレモニタリング技術を活用した高血圧の先制医療 |
掲載誌名 | 正式名:Medical Science Digest ISSNコード:13474340 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 44(5),260-263頁 |
著者・共著者 | 谷田部淳一†, 谷田部緑, 市原淳弘 |
発行年月 | 2018/05 |
概要 | 近年における情報通信技術の発展を背景にして、従来は離島やへき地での利用が前提となっていた遠隔診療(オンライン診療)が急速に広がりを見せている。遠隔診療は「通信技術を活用した健康増進、医療、介護に資する行為」と定義され、厚生労働省は「情報通信機器を用いた診療」と説明している。一方で、罹患者数が4,300万人を超えると推定されている高血圧症の治療における最大の受診障壁は時間的制約であるとの調査結果がある。健康寿命延伸のために最も効率よく介入可能な危険因子は高血圧であり、その治療における遠隔診療の活用に期待が集まっている。国内外の最新ガイドラインでは診察室血圧よりも家庭血圧を重んじるようになっているが、日々測定される家庭血圧はテレモニタリングとの親和性が高い。本稿では、効率的、効果的な血圧管理のため極めて有効であると考えられるヘルスデータの遠隔モニタリングや遠隔診療の動向と実際について概説する。(著者抄録) |
文献番号 | S424120007<Pre 医中誌> |