ナンケ ユキ
Nanke Yuki
南家 由紀 所属 看護学部 看護学科 職種 教授 |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 急性膵炎を発症したシェーグレン症候群と全身性硬化症の合併例 |
掲載誌名 | 正式名:リウマチ ISSNコード:03009157 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 40(3),620-626頁 |
著者・共著者 | 松本 純子, 針谷 正祥, 西間木 江美, 仙道 和子, 南家 由紀, 中西 久, 樋上 謙士, 小竹 茂, 寺井 千尋, 原 まさ子, 鎌谷 直之 |
発行年月 | 2000/06 |
概要 | 51歳女.1973年にシェーグレン症候群(SS)と診断され,1977年にレイノー現象を自覚,1988年に間質性肺炎(IP)を認め,他院でステロイド療法を受けた.1995年当院第1回入院.口腔乾燥症,乾燥性角結膜炎,仮面様顔貌,肢端硬化,逆流性食道炎,非活動性IP,尿細管性アシドーシス(RTA),慢性腎不全(CRF)を認め,SSと全身性硬化症(SSc)の合併と診断.1997年4月,咳嗽,四肢異常知覚,下肢点状出血,心窩部痛を主訴に第2回入院.活動性IP,多発単神経炎,逆流性食道炎,RTA,CRFを伴うSSとSSc合併例と診断.入院後誘因なく血中膵逸脱酵素が上昇し,腹部超音波検査にて膵頭部腫大を認め,急性膵炎と診断し,保存的治療を行った.ステロイドパルス療法後IP及び多発単神経炎は徐々に改善したが,急性膵炎は増悪し血漿交換療法により改善した.その後,ステロイド漸減中,真菌性肺炎を合併し,低酸素血症と消化管出血のため死亡した |
文献番号 | 2001006315 |