シガ ツヨシ
Shiga Tsuyoshi
志賀 剛 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 客員教授 |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
招待の有無 | 招待あり |
表題 | 【循環器疾患薬物療法Trends & Topics 2017】 留意すべき循環器薬の薬物相互作用 |
掲載誌名 | 正式名:Mebio ISSNコード:0910-0474 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)メジカルビュー社 |
巻・号・頁 | 34(8),72-79頁 |
著者・共著者 | 志賀剛† |
担当区分 | 筆頭著者 |
発行年月 | 2017/08 |
概要 | <Point>循環器疾患患者では多剤併用による薬物相互作用から病態の悪化や有害事象を招くことがある。循環器薬使用時にはチトクロムP450酵素(CYP)2C9、2D6、3A4、P-糖蛋白を介した薬物動態学的相互作用に留意する。薬物動態学的相互作用には薬物輸送系の競合拮抗以外に、併用薬が特定の薬物代謝酵素やトランスポーターの活性を阻害したり、亢進(誘導)したりする機序がある。酵素阻害薬を併用すると薬物の血中濃度は上昇し、酵素誘導薬を併用すると薬物の血中濃度は低下する。CYP2C9、3A4、P-糖蛋白の誘導薬として、リファンピシン、フェノバルビツレート、カルバマゼピン、ボセンタン、セイヨウオトギリソウが知られている。P-糖蛋白の阻害薬としてキニジン、ベラパミル、アミオダロンが知られている。 |
文献番号 | 2017321057 |