シミズ ユウコ   Shimizu Yuuko
  清水 優子
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   教授
論文種別 総説
言語種別 日本語
査読の有無 査読なし
招待の有無 招待あり
表題 MSとNMOの診断と治療について 最新の知見と治療
掲載誌名 正式名:MEDICAL REHABILITATION
ISSNコード:13460773
掲載区分国内
巻・号・頁 213(増刊),1-11頁
著者・共著者 清水優子†
担当区分 筆頭著者,責任著者
発行年月 2017/08
概要 多発性硬化症(MS)と視神経脊髄炎(NMO)は代表的な中枢神経炎症性疾患で、本邦でも確実に患者は増加している。現在日本ではMSの再発予防治療薬(疾患修飾薬:DMD)としてインターフェロン-β、グラチラマー酢酸塩、フィンゴリモド、ナタリズマブの4クラス5種類に、2016年12月フマル酸ジメチルが承認され、さらに治療選択が広がった。DMDは安全性と治療有効性によって、長期安全性が確立しているDMDを第1選択薬、治療有効性は非常に高いが、長期安全性が確立されていないものを第2選択薬と位置付けている。一方、NMOは抗アクアポリン4抗体が発見されてから大きく発展し、2015年診断基準も改訂され、視神経脊髄炎関連疾患(NMOSD)と総称された。近年、抗MOG抗体陽性関連疾患も注目されている。本稿ではこれら疾患について、最近の知見をまとめた。(著者抄録)
文献番号 2017375049
NAID 40021318398