イチハラ アツヒロ
ICHIHARA Atsuhiro
市原 淳弘 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 教授・基幹分野長 |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
招待の有無 | 招待あり |
表題 | 【本態性高血圧の成因に迫る】 血圧調節機構とレニン・アンジオテンシン系 |
掲載誌名 | 正式名:血圧 ISSNコード:13404598 |
巻・号・頁 | 23(6),408-413頁 |
著者・共著者 | 市原淳弘† |
担当区分 | 筆頭著者 |
発行年月 | 2016/06 |
概要 | レニン・アンジオテンシン系(RA系)は、血液中を循環するアンジオテンシン(Ang)IIによって昇圧に関与する循環RA系と、組織に存在し、AngIIを含むアンジオテンシノーゲン代謝産物を介して作用を発揮する組織RA系に分類される。循環RA系は、腎血管性高血圧などの二次性高血圧に関与するが、組織RA系は、生理的な血圧調節機構が破綻した病態である本態性高血圧の病態形成に関与すると考えられる。とくに、生理的な血圧調節機構を担う中枢神経系と腎臓において、組織RA系はそれぞれ交感神経活動や圧利尿を修飾することによって調節系の破綻をもたらし、本態性高血圧の成因に関与すると考えられる。(著者抄録) |
文献番号 | 2016272881 |