イシヅカ ツトム
Ishidzuka Tsutomu
石塚 敏 所属 その他 その他 職種 臨床検査副技師長 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 慢性維持透析患者における血漿オステオポンチン濃度測定の意義 |
掲載誌名 | 正式名:日本医学検査学会 ISSNコード:0915-8669 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 50(10),1355-1359頁 |
著者・共著者 | 石塚 敏, 林 哲男, 堀田 茂, 新田 孝作, 二瓶 宏, 大場 孝, 木村 広行, 蒲谷 尭 |
発行年月 | 2001/10 |
概要 | 慢性糸球体腎炎18例(男11例,女7例,平均54.9歳;A群)の血漿オステオポンチン(OPN)濃度は782.7ng/ml,糖尿病性腎症14例(男9例,女5例,平均56.6歳;B群)は849.7ng/mlで,両群間に有意差はなかったが,健常者31例(321.4ng/ml)に比較して有意に高値であった.血漿OPN濃度と血圧,尿素窒素,クレアチニン,Ca×P値,C末端血清副甲状腺ホルモン濃度との間には有意な相関はなかったが,A群では透析期間との間に弱い正の相関を認めた.又,血清骨型アルカリホスファターゼ活性値との間には両群共に正の相関を認め,Bone mean densityとの間には弱い負の相関を認めた.血漿OPN濃度は透析患者の骨代謝を知る為の新しい生化学的マーカーとなる可能性が示唆された |
文献番号 | 2002055250 |