イシヅカ ツトム
Ishidzuka Tsutomu
石塚 敏 所属 その他 その他 職種 臨床検査副技師長 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 小児腎疾患における尿中微量アルブミンの臨床的意義 |
掲載誌名 | 正式名:医学と薬学 ISSNコード:0389-3898 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 47(3),491-499頁 |
著者・共著者 | 横山 貴, 関川 瑠美, 良田 綾子, 石塚 敏, 林 哲男, 永渕 弘之, 服部 元史, 伊藤 克己 |
発行年月 | 2002/03 |
概要 | 腎臓小児科通院中の患者で,試験紙法による蛋白尿が陰性であった138症例(男77例・女61例,平均16.0±7.0歳)を対象に尿中微量アルブミンを測定して病態との関係について検討した.原疾患はネフローゼ症候群55例,IgA腎症48例,紫斑病性腎炎15例,膜性増殖性腎炎7例,膜性腎症5例,嚢胞腎2例,間質性腎炎2例,逆流性腎炎2例,腎盂腎炎1例,水腎症1例であった.随時尿を用いて尿中アルブミン指数[アルブミン・クレアチニン指数(A/C比)]を求め,各種小児腎疾患における陽性率とIgA腎症患者と紫斑病性腎炎患者でのA/C比と生検時組織像,初期ステロイド治療による影響と再燃との関係について検討した.各種小児腎疾患とA/C比(20mg/g・Cr以上を陽性)の関係では,全症例の23.2%が陽性を示し,IgA腎症では33.3%,紫斑病性腎炎では40.0%が陽性であった.A/C比を求めることは小児腎疾患,特にIgA腎症患者および紫斑病性腎炎患者における活動性の評価と再燃の指標としての有用性が示唆された |
文献番号 | 2002224247 |