イシヅカ ツトム   Ishidzuka Tsutomu
  石塚 敏
   所属   その他 その他
   職種   臨床検査副技師長
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読なし
表題 Viva-Eシステムを用いたタクロリムス血中濃度測定の基礎的検討
掲載誌名 正式名:医学と薬学
ISSNコード:0389-3898
掲載区分国内
巻・号・頁 56(5),777-784頁
著者・共著者 石塚 敏, 石田 英樹, 古澤 美由紀, 吉野 敏栄, 二ツ山 和也, 安尾 美年子, 田邉 一成
発行年月 2006/11
概要 大半の検査施設でタクロリムス血中濃度測定にはMEIA法を導入しているが、測定結果報告までに約1時間を要し、ELISA法では約1.5時間を必要としているのが現状である。今回、タクロリムス血中濃度測定結果報告を約30分以内に可能とするために開発された分析機器「Viva-Eシステム」を用いてEMIT法について基礎的検討を行った。その結果、MEIA法とEMIT法によるタクロリムス血中濃度の相関係数は0.9317とほぼ良好な結果が得られ、最小検出感度も3ng/ml付近で変動係数も5%台と良好な結果が得られ、十分臨床測定が可能と考えられた。しかし、標準検量線の有効期間が短いため、今後は臨床採用に向けて0濃度吸光度補正標準検量線のさらなる検討が必要と考えられた。
文献番号 2007106780