イシヅカ ツトム   Ishidzuka Tsutomu
  石塚 敏
   所属   その他 その他
   職種   臨床検査副技師長
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読なし
表題 抗HLA抗体の変化と慢性移植腎症発症についての検討
掲載誌名 正式名:日本移植学会
ISSNコード:0578-7947
掲載区分国内
巻・号・頁 41(4),356-361頁
著者・共著者 古澤 美由紀, 石田 英樹, 石塚 敏, 白川 浩希, 安尾 美年子, 山口 裕, 田邉 一成
発行年月 2006/08
概要 移植前および移植後6ヵ月以降の抗HLA抗体の有無と移植後6ヵ月以降の生検の結果を用いて、慢性移植腎症(CAN)および抗体関連型の慢性拒絶反応(CAN/CR)の発症とその後の関係についてretrospectiveに検討した。腎移植を施行した87例を対象とした。術前のFlow-PRA値と移植後6ヵ月以降のFlow-PRA値の陽性率の比較では、大きな変化は認めなかった。術前のFlow-PRA値と術後6ヵ月以降の腎生検結果では、CANの発症率が若干高い傾向を認めた。術前Flow-PRA値が陽性であった症例は、移植後6ヵ月以降の生検でCAN/CRを高率に認めた。術前のFlow-PRA値陽性率は、術後長期の生着率低下と深くかかわっていることが示唆された。
文献番号 2007133603