イシヅカ ツトム   Ishidzuka Tsutomu
  石塚 敏
   所属   その他 その他
   職種   臨床検査副技師長
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 HLA抗体の補体結合性についての検討
掲載誌名 正式名:MHC: Major Histocompatibility Complex
ISSNコード:2186-9995
掲載区分国内
巻・号・頁 21(3),181-186頁
著者・共著者 安尾 美年子, 石塚 敏, 石田 悠梨, 甲斐 耕太郎, 中島 一朗, 渕之上 昌平
発行年月 2014/12
概要 HLA抗体の補体結合性について検討した。腎移植前後にHLA抗体検査を実施し、FCXMまたはPRAスクリーニングが陽性であった血清37件を用いた。LCT-XMまたはFCXMが陽性であった22例中、LCT-XMがTw・Bwともに陽性であった6例のFCXMの平均MFIはT細胞が397.7、B細胞が459.5であった。FCXM陽性でLCT-XMがT・B陰性であった9例のFCXMの平均MFIは、T細胞が190.8、B細胞が282.2であった。LABScrcenSAによりHLA抗体を検出した37例中、クラスI抗体陽性は28例であった。LABScreenSA陽性抗体であってもC1qScreenが陰性であるHLA抗体は、LCTも陰性であったが、C1qScreenが陽性であった抗体では、LCTも陽性を示した。C1qScreen陰性のHLA抗体はDSA陽性のクラスI抗体でも移植腎機能が良好であった。
文献番号 2015268404