サカイ シマ
SAKAI Shima
坂井 志麻 所属 その他 その他 職種 非常勤講師 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 大学病院における退院支援研修の取り組みと効果 |
掲載誌名 | 正式名:癌と化学療法 ISSNコード:0385-0684 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 42(Suppl.I),72-74頁 |
著者・共著者 | 坂井 志麻†*, 大堀 洋子, 田中 優子, 佐藤 由紀子, 渡辺 亜美, 藤井 淳子 |
発行年月 | 2015/12 |
概要 | 本研究の目的は、地域医療福祉職と実施する研修により、看護師の退院支援実践の認識にどのような変化がみられたのか検討する。2012~2015年の各年9~2月にA大学病院の看護師を対象に退院支援概論、意思決定支援、訪問診療・訪問看護の実際、医療社会福祉制度と事例検討会より構成される研修を実施した。研修前後に病棟看護師の退院支援実践自己評価尺度(Discharge Planning scale for Ward Nurses:DPWN)と退院支援満足度(visual analogue scale:満足度VAS)を自記式質問紙により評価した。本研究は東京女子医科大学倫理委員会の承認を得て実施した。96名に配布し、前後に回答の得られた72名を分析した(有効回答率75.0%)。平均看護師経験年数は8.5±7.7年であった。DPWNの下位尺度「情報収集」、「意思決定支援」、「社会資源の説明」、「多職種連携による療養指導」と合計得点、満足度VASにおいて、研修後に有意な得点の上昇がみられ(p<0.01)。研修が看護師の退院支援実践の認識向上に効果があったと考えられる。(著者抄録) |
文献番号 | 2016108066 |