シガ ツヨシ
Shiga Tsuyoshi
志賀 剛 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 客員教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 「植込み型除細動器受容度尺度(Perceptions of Implantable Cardioverter Defibrillators Scale: PIS)の開発と信頼性および妥当性の検討 |
掲載誌名 | 正式名:心臓リハビリテーション 略 称:心臓リハ |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (NPO)日本心臓リハビリテーション学会 |
巻・号・頁 | 20(1),171-178頁 |
著者・共著者 | 市倉加奈子†*, 小林清香, 松岡志帆, 鈴木 豪, 西村勝治, 志賀 剛, 萩原誠久, 石郷岡純, 鈴木伸一 |
発行年月 | 2015/03 |
概要 | 【目的】植込み型除細動器(ICD)治療において受容度評価が重要であるが、現存する指標では評価が困難であるため、新たにICD治療に対する患者のとらえ方(受容度)について評価できる尺度の開発を行った。【方法】対象はICD(CRT-D含む)患者119名であり、先行研究と診療録から収集された項目について探索的因子分析を行った。項目間のクロンバックα係数および級内相関係数から信頼性を、SF-36(QOL)およびSTAI(不安)との積率相関係数から妥当性を検討した。【結果】探索的因子分析により4因子が最適であると判断され、それぞれの因子で内的一貫性は保たれていた。再検査信頼性は第II・第III因子のみで、妥当性に関しては、第I・第II因子のみで確認された。【結論】開発されたPIS尺度(ICD治療の受容度)の4因子はICDおよびCRT-Dの植込み患者が増加している現状に合致しており、臨床応用可能性の高い評価指標であると考えられる。再検査信頼性および妥当性に関しては再検討の必要がある。 |
文献番号 | 2015319162 |