イセキ ヒロシ
Iseki Hiroshi
伊関 洋 所属 医学研究科 医学研究科 (医学部医学科をご参照ください) 職種 特任顧問 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 術中言語検査における音声情報を利用した覚醒下手術映像記録のタグ付け |
掲載誌名 | 正式名:医療情報学 ISSNコード:02898055 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 34(6),271-279頁 |
著者・共著者 | 西村俊彦†, 長尾智晴, 伊関洋, 村垣善浩, 田村学, 南伸二 |
発行年月 | 2015/02 |
概要 | 医療技術の進歩に伴い熟練医師への手術手技,判断の依存が課題とされている.本研究では,手術記録として蓄積されたビデオカメラの記録から執刀医師の経験や判断プロセスの分析を行うことを目的としている.一般に,映像による記録は客観性が高いため重要シーンの抽出や知識発見などに広く用いられているが,手術記録は1症例10時間以上と長時間に及ぶため,計算機を利用して自動的に重要点を抽出したり,タグ付けを行ったりすることが求められる.本論文では,東京女子医科大学病院における覚醒下手術を記録したビデオカメラの映像記録に含まれる音声情報を用いて皮質の電気刺激実施区間の抽出を行う方法について述べ,次に,混合ガウス分布モデル(Gaussian Mixture Model;GMM)を用いて術中の発話者モデルを学習し,学習したモデルを用いて音声記録の話者タグ付け方法について述べる.これらの対象について検証実験を行い,音声情報を用いた手術映像からの重要点検出およびタグ付けが有効であることを示した.(著者抄録)手術記録解析, 覚醒下手術, 音声信号解析, 発話者ラべリング |