マルヤマ タカシ
MARUYAMA Takashi
丸山 隆志 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 非常勤講師 |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 【脳神経外科手術における構造・機能解剖の可視化-2】 大脳白質解剖に基づくグリオーマ手術 |
掲載誌名 | 正式名:脳神経外科ジャーナル ISSNコード:0917950X |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 24(2),76-84頁 |
著者・共著者 | 丸山隆志†, 村垣善浩, 新田雅之, 齋藤太一, 田村学, 伊関洋, 岡田芳和 |
担当区分 | 筆頭著者 |
発行年月 | 2015/02 |
概要 | グリオーマ摘出において神経脱落症状を防ぎつつ可及的摘出を達成するためには、大脳白質解剖を熟知する必要がある。術前のMRIによるtractographyや拡散テンソル法を用いたcolor mapなどを用いて、腫瘍の主座に接する白質線維や近接する脳回を同定することにより、手術にて生じる可能性のある機能障害を予測し、術中に適切なモニタリングやマッピング法を選択することが可能となる。またこれら解剖学的情報は摘出計画に有用であるとともに、今後の腫瘍の伸展予測を可能とする。術中迅速診断が可能な場合には、予測される伸展方向の摘出腔壁からの組織採取により残存病変の有無を確認することで、より積極的な摘出が達成される。術中これら連絡線維により生じる神経症状は、いわゆる古典的な失語症状とは異なり、さまざまなタスクを用いながら誘発される症状から判断する必要がある。前方言語野、後方言語野それぞれにおいて関連する連絡線維を選択し、白質解剖とともにこれら線維への刺激や障害により術中に生じるであろう言語症状につき解説を行う。(著者抄録) |
文献番号 | 2015239807 |