イチハラ アツヒロ
ICHIHARA Atsuhiro
市原 淳弘 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 教授・基幹分野長 |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
招待の有無 | 招待あり |
表題 | 【心臓とRAS up to date】 心臓のプロレニン/(プロ)レニン受容体up to date |
掲載誌名 | 正式名:Angiotensin Research ISSNコード:1348-8740 |
巻・号・頁 | 10(3),131-135頁 |
著者・共著者 | 木内謙一郎†, 佐野元昭, 伊藤裕, 市原淳弘 |
担当区分 | 最終著者 |
発行年月 | 2013/07 |
概要 | (プロ)レニン受容体[(pro)renin receptor:PRR]は組織においてレニン・プロレニンと結合し、レニン活性を上昇させる、あるいはプロレニンにレニン活性を賦与するだけでなく、受容体を介した独自の細胞内シグナルを発生させるユニークな分子である。局所のレニン・アンジオテンシン系(renin-angiotensin system:RAS)の調節因子として、PRRの活性化は高血圧や糖尿病における心臓線維化や蛋白尿の進展に重要な役割を果たしている可能性が示唆されている。一方で、PRRのC末端側ドメインはATP6AP2として発見され、液胞型プロトンATPase(vesicular H+-ATPase:V-ATPase)の構造と機能に必須の分子であることが示されている。本稿では、心臓におけるプロレニンとPRRに関して、現在得られている知見と今後の研究の展望について述べる。(著者抄録) |
文献番号 | 2013303727 |