ニツタ マサユキ
Nitsuta Masayuki
新田 雅之 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 助教 |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | がんの最新治療 各論(14)
神経膠腫に対する治療と今後の展望 |
掲載誌名 | 正式名:東京女子医科大学雑誌 ISSNコード:00409022 |
出版社 | 東京女子医科大学学会 |
巻・号・頁 | 83(6),378-383頁 |
著者・共著者 | 丸山隆志†, 村垣善浩, 新田雅之, 伊関洋, 岡田芳和 |
発行年月 | 2013/12 |
概要 | Abstract:成人に発生する脳腫瘍の中でも最も頻度の高い神経膠腫の中でも、悪性度の高い膠芽腫は過去数十年の脳外科の歴史において、手術機器、手術の薬剤の開発などの技術革新にも関わらず治療成績の改善に至らない疾患群である。新たな治療薬として発売されたテモゾロマイド(以下TMZ)もグレード3以下の神経膠腫には有効に作用する可能性は示唆されているものの、本疾患群では数ヵ月の生存期間の延長のみであり治療成績に改善をもたらしたとは言いがたい。標準的治療である可及的腫瘍摘出術、術後補助療法としての化学療法を加えた放射線治療のみでは依然予後は不良であるといえよう。本稿では成人発生の悪性神経膠腫に対する現時点での標準治療および新規治療開発の現状について解説を行う。(著者抄録) |
文献番号 | 2014122952 |