ホシノ タカオ
Hoshino Takao
星野 岳郎 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 講師 |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 【脳卒中診療のパラダイムシフト-新たな疾患概念ACVSと新規治療戦略】 ACVS 「TIAと急性脳梗塞」から「ACVS」への疾患概念の変遷 |
掲載誌名 | 正式名:血栓と循環 ISSNコード:09197036 |
巻・号・頁 | 20(2),98-102頁 |
著者・共著者 | 星野 岳郎†*, 内山 真一郎 |
担当区分 | 筆頭著者,責任著者 |
発行年月 | 2012/08 |
概要 | <論文のポイント>[1]一過性脳虚血発作(TIA)とは局所虚血による一過性の神経症状で、画像検査で梗塞巣を認めないものとする見解と、梗塞巣の有無は問わないとする見解とがある。[2]TIAは、発症直後に脳梗塞を再発するリスクが極めて高いので、良性の疾患として捉えるのは誤りである。[3]TIAおよび軽症脳梗塞患者は、超急性期から評価・治療を開始することで、脳梗塞再発リスクを大幅に低減できる。[4]TIAと急性脳梗塞は、同一スペクトラム上の疾患であり、疾患としての緊急度も同等である。[5]循環器領域の急性冠症候群(ACS)にならい、TIAと急性脳梗塞を急性脳血管症候群(ACVS)の概念に包括することが提唱されている。(著者抄録) |
文献番号 | 2012300823 |