イイダ トモヒロ
Iida Tomohiro
飯田 知弘 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 教授・基幹分野長 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | IOLマスターを用いた調節麻痺下屈折値の推測 |
掲載誌名 | 正式名:眼科臨床紀要 ISSNコード:1882-5176 |
巻・号・頁 | 5(3),252-255頁 |
著者・共著者 | 森 隆史, 菅原 朝子, 丹治 弘子, 橋本 禎子, 八子 恵子, 飯田 知弘 |
発行年月 | 2012/03 |
概要 | 目的:IOLマスターでの眼球形態検査から眼屈折値を求め、調節麻痺下屈折値との相関を検討した。対象および方法:対象は1%アトロピン点眼による調節麻痺下屈折検査を施行した3~6歳の17例34眼。IOLマスターで得た強弱主経線の角膜曲率半径(R1、R2)mmから角膜前面屈折値(a=(1.3375-1.00)/(R1+R2)/2×1,000)Dとその焦点距離(b=1/a×1,000)mmを算出、眼軸長(AL)mmが焦点距離となる屈折値(c=1/AL×1,000)Dを算出し、それぞれの差X1=b-ALmmおよびX2=c-aDと調節麻痺下等価球面屈折値(Y)Dとの相関を求めた。結果:Y=2.23×1-0.08、Y=1.02×2+0.04の線形回帰により、それぞれ強い相関を認めた。実測値との差は前者では0.45±0.33D、後者では0.48±0.33Dであった。結論:IOLマスターを用いて、調節麻痺剤を使用できない児での等価球面屈折値を推測できる。(著者抄録) |
文献番号 | 2012179218 |