イイダ トモヒロ
Iida Tomohiro
飯田 知弘 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 教授・基幹分野長 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 加齢黄斑変性に対するラニビズマブ硝子体内注入後の網脈絡膜厚変化 |
掲載誌名 | 正式名:日本眼科学会雑誌 ISSNコード:0029-0203 |
巻・号・頁 | 116(7),643-649頁 |
著者・共著者 | 小笠原 雅†, 丸子 一朗*, 菅野 幸紀*, 小島 彰*, 石龍 鉄樹*, 飯田 知弘* |
発行年月 | 2012/07 |
概要 | 目的:滲出型加齢黄斑変性(AMD)に対し,ラニビズマブ硝子体内注射(IVR)施行後の網膜厚・脈絡膜厚の変化を光干渉断層計(OCT)でレトロスペクティブに検討する.対象と方法:IVR施行後,1年間経過観察できた新規AMD症例28例28眼(平均72.2歳).導入期に毎月連続3回,その後経過に応じてIVRを追加施行した.治療前,治療後1,3,6,12ヵ月の中心窩網膜厚(CRT)および中心窩下脈絡膜厚(SCT)をOCTで測定した.結果:導入期3回を含めた平均治療回数は5.2回.平均CRTは治療前456μmから1ヵ月後337μm,1年後280μmへと有意に減少した(それぞれp<0.01).平均SCTは治療前225μmと比較して,6ヵ月後225μm(p=0.78),1年後220μm(p=0.45)では治療前とほぼ同様であった.結論:IVRは1年後までCRTを減少させた.一方SCTは,半年後,1年後では差はなかった.IVRの脈絡膜への長期的な影響は少ないと考えられた.(著者抄録) |
文献番号 | 2012287545 |