イトウ トシマサ
Itou Toshimasa
伊東 俊雅 所属 その他 その他 職種 薬剤部長 |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 消化器がんと心身医療 |
掲載誌名 | 正式名:消化器心身医学 略 称:J. Psychosom. Digest. Dis. |
巻・号・頁 | 19(1),40ー48頁 |
著者・共著者 | 伊東俊雅† |
担当区分 | 筆頭著者 |
発行年月 | 2012/04 |
概要 | Abstract:現在、国内の死亡原因の30%以上は悪性新生物であり、がん患者は年々増加傾向になっている背景を踏まえ、がん対策基本法の制定、がん対策基本方針にのっとったがん治療について、従来にもまして高度な専門知識を有する各職種のスタッフがチームを組み、情報を共有しながら治療にあたることが求められるようになった。特に、がんの診断技術、治療方法は日進月歩で進化し続けているほか、がん化学療法については分子標的抗がん剤などの新規抗がん剤開発によって、各種がんの標準治療が確立され、奏功率も年々上昇してきている。さらに、緩和医療の普及により、患者QOLの重視、包括医療の推進などにより、抗がん剤による薬物療法が外来にシフトしたことなどにより、通院治療によってがんに伴う様々な症状をコントロールしながら、より適切で安全ながん治療が進められている。薬剤師にはがん患者の薬物療法サポーターとして、がん薬物療法・緩和薬物療法に関する高度な知識と技術を提供することにより、がん医療に貢献すべきと考える。(著者抄録) |