ミズノ マユコ
Mizuno Mayuko
水野 真由子 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 非常勤講師 |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 大脳白質病変と脊髄萎縮を認めたadrenomyeloneuropathyの1例 |
掲載誌名 | 正式名:神経内科 ISSNコード:03869709 |
巻・号・頁 | 64(4),426-8頁 |
著者・共著者 | 森真由子†, 井口正寛, 白田明子, 山根清美* |
担当区分 | 筆頭著者 |
発行年月 | 2006/04 |
概要 | 37歳男.足が突っ張り歩きにくいことを自覚した.徐々に症状は悪化したため,精査加療目的に入院した.運動系は両下肢の痙性が著明で,両側尖足位を示したが筋力低下はなかった.深部腱反射は四肢で著明に亢進,下顎反射も亢進し,Babinski反射などの病的反射は両側で陽性であった.感覚系では,振動覚が両側下肢末梢で中等度低下した.起立は可能であったが痙性歩行を示した.遺伝子検査では,原因遺伝子Adrenoleukodystrophy proteinのエクソン7にAr554→Hisのミスセンス変異を認めた.抗痙縮薬を開始したが,現在のところ明らかな神経症状の改善はみられていない |