イセキ ヒロシ
Iseki Hiroshi
伊関 洋 所属 医学研究科 医学研究科 (医学部医学科をご参照ください) 職種 特任顧問 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 脳腫瘍除去用Er:YAGレーザ手術システムの開発 |
掲載誌名 | 正式名:日本コンピュータ外科学会誌 ISSNコード:13449486 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 10(1),19-27頁 |
著者・共著者 | 中島章夫†, 岩見秀雄 , 西村巳貴則, 村垣善浩, 伊関洋 |
発行年月 | 2011/01/25 |
概要 | 現在の脳腫瘍完全摘出手術システムの欠点を補うためのツールとして、治療用レーザを用いた手術システムの開発に着手した。現在の用手的脳腫瘍除去手術システムでgliomaを95%まで除去した場合を仮定し、残り5%の残存部分にEr:YAGレーザ光照射による摘出を適用した場合、1mm以下の精密さで蒸散・止血できるレーザ手術システムを構築することが可能か検討した。ブタ脳組織に対するEr:YAGレーザ光照射時の蒸散効率および蒸散孔周囲組織への熱的影響について定量的に検討した。Er:YAGレーザを用いたシステムは、残存5%以下の脳腫瘍除去を達成するための「高い蒸散効率」と「熱損傷の少ない蒸散」が可能な脳腫瘍除去レーザ手術システムに応用可能であることが示唆された。繰り返し周波数が10Hzの条件が、高い蒸散効率と少ない熱損傷を兼ね備える条件であった。
学位授与番号 甲第435号 学位授与年月日 2008-01-25 |
DOI | 10.5759/jscas1999.10.19 |
文献番号 | 2008284515(医中誌) |