カワマタ タカカズ
Kawamata Takakazu
川俣 貴一 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 教授・基幹分野長 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 合成ピリジミン化合物MS-818による脳虚血巣縮小効果の検討 |
掲載誌名 | 正式名:東京女子医科大学総合研究所紀要 ISSNコード:0911-4491 |
巻・号・頁 | 21,80-81頁 |
著者・共著者 | 光山哲滝, 川俣貴一, 山根文孝, 堀智勝 |
担当区分 | 2nd著者,責任著者 |
発行年月 | 2001/07 |
概要 | ラット局所脳虚血モデルを用いて,合成ピリジミン化合物MS-818の脳梗塞巣縮小効果と神経機能障害改善効果について検討した.脳梗塞巣作成直後にMS-818を体重1kgあたり1mg,5mg,10mgあるいはcontrolとしてPBSを腹腔内投与し,4群に分けた.24時間後も同様の投与を行い,48時間後にsacrificeした.その結果,各種physical parameter(血圧,直腸温,ヘマトクリット,血液ガス,血糖値)は4群間で有意差を認めず,脳梗塞巣に対する血圧,体温等の影響はないことが判明した.脳梗塞全体,cortex,striatumの測定では,MS-818治療群はコントロール群に比べ有意な脳梗塞巣縮小効果が認められた.一方,治療群間では有意差はみられなかった.神経所見については,forelimb placing test,hindlimb testともに治療群で有意な改善を認めたが,治療群間では有意差がみられなかった.以上より,MS-818は臨床応用を含め,脳梗塞の治療上有望な物質と考えられた |
文献番号 | 2002136700 |