ウチダ ケイコ   UCHIDA Keiko
  内田 啓子
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   客員教授
論文種別 総説
言語種別 日本語
査読の有無 査読なし
表題 2.ループス腎炎
掲載誌名 正式名:腎と透析
ISSNコード:03852156
掲載区分国内
巻・号・頁 72(増刊),279-282頁
著者・共著者 内田啓子†
担当区分 筆頭著者,責任著者
発行年月 2012/06
概要 「はじめに」ループス腎炎(以下LN)は, 全身性エリテマトーデス(以下SLE)の腎合併症であり, SLEの重症度と予後を規定する臓器障害である. 一般的にSLE症例の約60%にLNを合併するといわれており, LNを早期に診断して適切に加療することは, 腎予後だけでなく生命予後にとっても大変重要である. また, SLEの生命予後は過去30年間で劇的に改善したが, 腎予後に関してはいまだにLNの約20%が末期腎不全に進行する現状がある. そのため, LNの活動性を評価し, 腎予後に配慮した適切な治療を行い, 腎症を寛解に導くことが求められている. 「I. 病態」SLEの機能的な免疫学的異常は, ヒトおよびマウスモデルで研究が進んでいるが, ポリクローナルに活性化されたB細胞による過剰な抗体産生(自己抗原に対する寛容性の低下)とそれを制御するT細胞機能低下で, 最も典型的な血清学的異常は, 抗DNA抗体の出現である.